こんにちは!
りこです。
火事などの災害は、
いつ誰に起こるかわかりません。
あってほしくはないことですが、
もし、知人や親戚、職場の方など
身近な人が火事に遭われた場合、
お見舞いなどできる限りのことを
してあげたいですね。
今回は
火事見舞いを渡す際
慌てなくてすむように、
マナーや見舞金の金額の相場、
送ると喜ばれる品物などについて
詳しく調べていきたいと思います。
Contents
火事見舞いを渡す時期

火事見舞いは、
一般的には冠婚葬祭と変わりません。
お金を包んで、品物や手紙を添えて送ります。
ただし、重要なことは
災害へのお見舞いだということです。
しっかりと
時期を見計らって渡しましょう。
一番良いのは、火災の後の
落ち着きを取り戻した頃です。
あまり時期が早すぎても
色々な手続きや作業に追われ、
精神的にダメージも受けているので
相手にとって負担になることもあります。
どうしてもすぐに送りたい場合には、
緊急で必要そうな品物や
無くてはならない品物を
直接聞いて送りましょう。
現金を手渡すよりも、
効率的で相手にとって負担が少なく
多くもらって余らせてしまうことも
防ぐことができます。
火事見舞いで現金を送る場合の金額の相場

火事見舞いで包む金額の相場は、
一般的に5,000円〜10,000円と
言われていますが、
付き合いや関係性によって変わってきます。
贈られる側 | 相場の金額 |
祖父母 | 30,000円~100,000円 |
両親 | 30,000円~100,000円 |
兄弟姉妹 | 30,000円~100,000円 |
親戚 | 10,000円~30,000円 |
友人・知人 | 5,000円~10,000円 |
会社・取引先 | 5,000円~10,000円 |
火事見舞いでは
お返しは不要というのが普通ですから、
気を使わせない程度の
金額を包みましょう。
本来、会社の上司など
目上の人に現金を渡すのは
失礼にあたりますが、
火災など災害見舞いの場合は
現金でも差し支えありません。
また、新札である必要はありませんが、
汚れやシワがひどいお札は控えましょう。
火事見舞いに使う封筒について
火事見舞いとして
現金を送る場合の封筒やのしは
どのようにしたら良いのでしょう。
袋とのし
火事見舞いに
水引や、のしは必要ありません。
白封筒にそのまま現金を入れて渡します。
赤が入ると、火を連想させてしまうので
無地無柄の物を選びます。
よく入院お見舞いで使う
左側に赤い帯の入った封筒や
紅白の結び切りは
使わないようにしましょう。
表書きの書き方

白い無地の封筒を準備し、
上半分に薄墨で表書きを書きます。
表書き | 贈る人 |
火事御見舞 出火御見舞 |
火災に遭った本人へ |
近火御見舞 | 直接被害はないが 近くで火災が起きた人へ |
類焼御見舞 | 火元は近所だが、 火災に遭った人へ |
下半分には、
表書きより少し字を小さくし
フルネームで名前を書きます。
火事見舞いで贈ると喜ばれる品物
親戚や知人が火災に遭ったことを知ったら、
できるだけ現場に駆けつけ
安否の状況を確かめましょう。
そして手伝いを申し出て、
現場の後片付けなどを
手伝えるといいですね。
火事見舞いで品物を送る場合、
非常事態に見舞われた人が
本当に必要としている物を
贈ることがなにより大切です。
衣類
燃えてしまったり、
水浸しになってしまい
衣類に困る場合があります。
家で着られるジャージやスウェット、
シャツなどのトップスや
寒い時期に助かるアウターなど、
おおまかなサイズが分かれば、
そのサイズを選んで贈りましょう。

出典:https://item.rakuten.co.jp/kawa/c3j424/

出典:https://item.rakuten.co.jp/woody-house/sw035119/

出典:https://item.rakuten.co.jp/hirameiki/100002193/
日用品
水浸しになったり、
煙でにおいが付いてしまったりするので、
火事の後片付けには
洗濯が必要不可欠です。
洗濯用の洗剤をはじめとした、
柔軟剤や洗濯用漂白剤などのほか、
洗濯物を干すためのピンチハンガーや
洗濯ネットなどがあると助かります。

出典:https://item.rakuten.co.jp/aikuru/10235004/

出典:https://item.rakuten.co.jp/nikurasu/431513249/
寝具
火を消すための放水や浸水で、
寝具が使えなくなって
しまっている場合もあります。
敷布団、掛布団、枕のセットに、
布団カバー、枕カバーなども
一緒に贈りましょう。

出典:https://item.rakuten.co.jp/rack-kan/9547198/
飲食物
現在では、お見舞いといえば
現金を贈る方が多くなっていますが、
火事見舞いに贈られるものは、
「水もの」という風習もあります。
水ものには、
早く火が消えますように、
という鎮火の願いを
込められているからです。
火事見舞いの品物で
最も一般的なものはお酒ですが、
水ものであればお酒以外にも
醤油やジュースなどの詰め合わせを
選んでもいいでしょう。
出典:https://item.rakuten.co.jp/takano-gift/3330113/

出典:https://item.rakuten.co.jp/aikuru/10121879/
繰り返しになりますが、
火事見舞いには
相手が本当に必要としているものを
贈ることが鉄則です。
花や置物などの不必要なものを
贈られると迷惑です。
また、使用済みの
衣類や寝具を贈るのは失礼にあたるので
贈るなら新品のものを贈りましょう。
火事見舞いのお返し
たくさんの人から
火事見舞いをいただくと
何かお返しをしなければと
思うかもしれません。
しかし、火事の場合は
他のお見舞いと違い
お返しはする必要はないとされています。
早く復興し、
元気な姿を見せることが
火事見舞いの一番のお返しとなります。
何か贈り物をする必要はありませんが
礼儀として、お礼の電話を入れたり
手紙を送るといいでしょう。
また、近火御見舞をいただいた際には
火事見舞いとは違い
お礼の品を贈ります。
ちょっとした軽い品で大丈夫なので
五本結びきりののし紙を使用し、
「薄謝」や「寸志」と書いて
贈りましょう。
おわりに
火事見舞いを贈るとき大切なのは
相手への気遣いです。
もしもの時も、慌てずに
火事見舞いを贈ることができるように、
しっかりとした
知識を付けておきたいですね。
最後まで閲覧いただき
ありがとうございました。
こちらの記事もよく読まれています。↓↓
コメントを残す